読了

歳三 往きてまた (文春文庫)

死ぬって判ってる小説を読むのはちょっと辛いよね。といいつつ、２日で読破。

戦争ものって、基本的に戦争って言うアホらしい行為を賛美してる感じがして嫌い。特に、隊長とかの立場の人って、結局、人間をあっちこっちで死なせてるのに、「その決断に苦悩が！！葛藤が！！」って、やたら飾ろうとしてるのが凄い嫌い。結局人殺しやんって。
某気象チームの末っ子ワンコが出てた映画も、全然感動できませんでした。「あー、戦争って怖いなぁ」って思ったけどさ。悲しい歴史やけどさ。でも、あのハリウッドスターが演じた人がえらい人とは思えへん。あの時は負けると判ってるのにどうしようもなかったっていうか、上が狂いまくってたからしゃーないんかもしれへんけど。

で、戊辰戦争も負けるって判ってたってゆうのは一緒やねんけど、でもあの映画みたいな嫌悪感がないのは、やっぱり「真実味の無い真実」なんかなと。

まー何が書きたいかって言うと、歴史小説は「真実を基にしている」だけであって、真実ではないと。
でも、これとかめっちゃ好きやった。ＤＶＤ欲しい。

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これ今日ＮＨＫで再放送してたんか！！見たかった・・・・

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